投稿者:宮崎県庁国際・経済交流課 - 2020年9月16日
■ ご挨拶 ■
はじめまして、だれやみちゃんと申します。
今夜から、【明日使える焼酎うんちく講座】を書かせてもらうことになりました。
実はこれ、もともとは、だれやみちゃんが知り合いにこっそりメールで送っていたもの。
だれやみちゃんのまわりには、
宮崎の焼酎のことを知りたい!
人に話せるようになりたい!
でも、どうしらたいいか分からない!!!
という人が多くいて、私の知っていることが少しでもお役に立てるならというところからスタートしました。
そんなこんなで始まった企画なので、誰でも! 明日“どや顔”で使える!をモットーに、私の“だれやみ”を題材に、焼酎のうんちくと魅力をお伝えできればと思います。
とはいえ、だれやみちゃんも修行中の身。一緒に楽しくやっていきましょう♪
基本的には、赤太字に注目!分からないところは読みとばすべし!です。
■ 今夜のうんちく ■
だれやみちゃんは、暑くなってくると、「飫肥杉」を飲みたくなります。
それはきっと、減圧蒸留だから ⇒ 軽い味わいだからです。
とくに20度の「飫肥杉」は、ロックでもするするっと飲めてしまいます。
焼酎は、もろみを蒸留してつくるアルコールです。
蒸留の際、蒸留器内部の気圧が、大気圧のものを常圧蒸留、大気圧以下のものを減圧蒸留といいます。
宮崎の多くの焼酎は、常圧蒸留です。
常圧蒸留の場合、もろみの沸点は約90~100℃。
これが減圧条件下になると、40~50℃になります。
低い温度では華やかな香りの成分が沸騰しやすいので、減圧蒸留の焼酎は軽快な飲み口になるという特徴があります。
焼酎に苦手意識があるような方には、まずは減圧蒸留の焼酎をオススメしてみるのもいいでしょう。
飫肥杉/芋焼酎
製造者:井上酒造(日南市)
原材料:甘藷(黄金千貫)、米麹(白麹、タイ産米)
アルコール度数:20度
蒸留方法:減圧蒸留
<減圧蒸留の焼酎の例>
甕雫(芋/京屋酒造)、駒(麦/柳田酒造)など。
サイト内の「銘柄紹介」から”蒸留方法の違い”で検索できるから、いろいろ探してみてね。
それでは、また!
■だれやみちゃん 自己紹介 ■
現在東京勤務の、宮崎県職員。
入庁前に、鹿児島県内のとある酒販店(いわゆる酒屋さん)に勤務していたので、焼酎には人よりちょっとだけ詳しい。
一応“焼酎きき酒師”の資格をもつが、舌には自信なし。
■ おことわり ■
・ しばらくは、もともとのメールをさかのぼって掲載します。少し季節感がずれてしまいますが、ご容赦ください。
・ 味や香りの感じ方には、だれやみちゃんの個人的見解が大いに含まれています。