宮崎本格焼酎応援サイト Dareyami だれやみ
だれやみとは、一日の疲れを癒す晩酎のこと。
twitter
facebook
facebook

雲海酒造株式会社

brewery

雲海酒造

雲海酒造の歴史・概要

日本で最初のそば焼酎「雲海」

 雲海酒造株式会社は1967(昭和42)年11月、五ヶ瀬酒造有限会社として創立しました。とうきび焼酎の開発を経て、1973(昭和48)年10月には日本で最初にそばを原料としたそば焼酎「雲海」を開発・発売しました。1978(昭和53)年に、組織・商号を雲海酒造株式会社に変更し、2004(平成16)年に本社を五ヶ瀬町から宮崎市に移転しました。現在は中島美幸氏が代表取締役社長を務めています。

 そば焼酎「雲海」、麦焼酎「いいとも」、芋焼酎「日向木挽」などの本格焼酎をはじめ、清酒「初御代」「菊初御代」や「綾ワイン」「綾の地ビール」「杜の発泡酒」「梅酒 月知梅」などの製造販売をしています。また産業観光施設「蔵元 綾 酒泉の杜」の運営、飼料および肥料の製造販売も行っています。

造りへのこだわり

蔵のある自然環境とともに

 雲海酒造は、五ヶ瀬町・綾町・高岡町・出水市(鹿児島県)に蔵があり、それぞれの蔵で本格焼酎造りが行われています。「本格焼酎を味わうことは、蔵と自然を味わうこと」をコンセプトに自然の恵みを生かし、その蔵ならではのうまさを追求しています。

五ヶ瀬蔵

 本格焼酎造りに重要な役割を果たすのが「水」。4億3千万年前の地層がある祇園山に降った雨が、五ヶ瀬蔵の近くから岩清水となって湧き出ており、仕込み水・割り水として使っています。軟水で弱アルカリ性、不純物もほとんどなくまさに太古の歴史が育んだ天からの恵み。日本で初めて造られたそば焼酎「雲海」は、高千穂町・国見ヶ丘から五ヶ瀬方面に広がる雲海の美しさにあやかって名付けられました。

 五ヶ瀬町は一年を通して気温が低く、本格焼酎造りに適した環境。もろみをゆっくりと時間をかけて発酵させることが可能なので、酵母が繊細な旨味を醸し出します。

綾蔵

 2012(平成24)年にユネスコエコパークに認定された綾町。日本最大規模の照葉樹林と、綾北川・綾南川の二つの清流がある自然豊かな場所に綾蔵があります。綾蔵では、日本有数の照葉樹林が生みだす清らかな水を仕込み水に使用して本格焼酎の製造を行っております。また、本格焼酎に関するさまざまな研究も行われています。
その研究成果の一つが、日向灘から採取した数多くの酵母の中から選び抜かれた「日向灘黒潮酵母」。研究開発部門と焼酎博士・小川喜八郎氏との共同研究によりこの酵母を発見し、焼酎造りに最も適した酵母であることが確認されました。この「日向灘黒潮酵母」は、本格いも焼酎「木挽BLUE」、本格麦焼酎「いいともBLUE」に使用されています。

取材一口メモ

綾町の観光名所といえば「蔵元 綾 酒泉の杜」を誰もが思いつくのではないでしょうか。温泉や宿泊施設、レストラン、売店などの施設が充実しています。綾町の自然を感じながら心も体も癒やされるスポットです。

蔵元 綾 酒泉の杜
木桶蒸留機

手造り蔵

 手造り蔵では蔵人たちの熟練の技による昔ながらの本格焼酎造りを行っています。麹(こうじ)造りは、温度や湿度を管理しながら、香りや見た目など五感をフルに使って繁殖を促します。仕込みには1000リットルが入るかめつぼを使用。一次仕込みは麹に酵母と水を加えて「酒母」をつくります。その酒母と、丁寧に処理し蒸し上げた芋と水を加えて「もろみ」をつくるのが二次仕込み。どちらも温度管理が重要なため、蔵人たちが櫂入れをしながら発酵を見守ります。

 蒸留は単式蒸留機を用い、一度だけ蒸留します。手造り蔵では杉材でできた「木桶蒸留機」を使用しており、杉の香りをほのかに残したやわらかな味わいの原酒ができあがります。

取材一口メモ

手造り蔵はこれまでも見学ができましたが、2014(平成26)年11月に「綾自然蔵見学館」が完成し、綾の自然と酒造りの深い関わりをより知ることができるようになりました。案内係による説明を聞きながら本格焼酎造りの工程を見学できるほか、綾の自然を大画面で観ることのできるホールや、バーチャル映像を駆使した空間など見所満載。ラベル作りができる体験スペース、くつろぎの空間が広がる無料試飲コーナー、見学館の限定品などがそろうショップなど子供から大人まで楽しめる施設です。見学は無料で、90分のツアー(試飲含む)が、10:00~ 30分毎に行われます。 2名以上で事前予約が必要です。
綾自然蔵見学館のホームページはこちら

綾自然蔵見学館
シアター
オリジナルラベル
試飲コーナー

そば焼酎の新しい飲み方

soba&soda

すっきりかろやか「そばソーダ」

 雲海酒造では、本格焼酎のおいしさや飲むことの楽しさを伝えるためさまざまな提案をしています。その一つが、そば焼酎のソーダ割り「そばソーダ」。そば焼酎とソーダを5:5の割合に氷を入れて飲むのがおすすめ。すっきりとした甘さとさわやかな香りに加え、さっぱりとしたのどごしなので食中酒としてもおいしく飲めます。そば焼酎の新しい飲み方、試してみませんか。

環境保護への取り組み

 本格焼酎造りで出る焼酎粕には、タンパク質を酵母が分解した吸収されやすいアミノ酸が多く含まれています。それまで廃棄していた焼酎粕の栄養に着目し、1999(平成11)年に飼料化することに成功しました。「低温真空乾燥」という特許技術で高品質な家畜用飼料を製造し、食肉牛などの飼料として広く使われています。
 綾蔵や五ヶ瀬蔵に隣接してリサイクルセンターを建設し、環境を大切に守りながら本格焼酎文化を育んでいます。

会社概要

会社名 雲海酒造株式会社
住所 宮崎県宮崎市昭栄町45番地1
電話 0985-23-7890
蔵見学 綾自然蔵見学館(2名以上/事前予約)
webサイト http://www.unkai.co.jp

周辺マップ


このエントリーをはてなブックマークに追加
焼酎女子 女の子だって、だれやみ woman
だれやみチューブ だれやみってるか~い!? movie
焼酎ラベル 蔵元の想いが光り輝く label
焼酎の飲み方 より味わい深くより旨く drink
だれやみ川柳 そこはかとなく、だれやみ senryu
このページの先頭へ